AmazonFireタブレットはたくさんの種類が出ているため、どれを買えばいいかわからず悩む人は多いでしょう。そこで、本記事ではAmazonFireタブレットの主要製品5つについて比較しました。AmazonFireタブレットを選ぶ際の参考にしてください。
① AmazonFireタブレットの比較
AmazonFireタブレットのさまざまな要素を比較します。
1.1 価格の違い
AmazonFireタブレット5種の価格を比較すると以下の通りです。
Fire 7 | 税込6,980円 |
NEW Fire HD 8 | 税込11,980円 |
NEW Fire HD 8 Plus | 税込13,980円 |
Fire HD 10 | 税込15,980円 |
Fire HD 10 Plus | 税込18,980円 |
AmazonFireタブレットの数字はサイズを示しています。基本的に本体のサイズが大きくなるほど価格も上がるのが特徴です。また、Plusは上位モデルであり、スペックが高くなります。そのため、同じサイズのAmazonFireタブレットではPlusの方が価格は高いです。
一番安い7インチのAmazonFireタブレットは税込6,980円とかなりリーズナブルになっています。また、一番高いモデルのFire HD 10 Plusでも税込18,980円と価格は2万円を切っているため、AmazonFireタブレットはどのモデルもかなりお買い得といえるでしょう。
1.2 スペックの違い
AmazonFireタブレット5種のスペックの違いを以下にまとめました。
モデル | 解像度 | RAM | CPU | 容量 |
Fire 7 | 1024 x 600 (171ppi) | 2GB | 2.0GHz 4コア | 16GB |
NEW Fire HD 8 | 1280 x 800 (189ppi) | 2GB | 2.0GHz 6コア | 32/64GB |
NEW Fire HD 8 Plus | 1280 x 800 (189ppi) | 3GB | 2.0GHz 6コア | 32/64GB |
Fire HD 10 | 1920 x 1200 (224ppi) | 3GB | 2.0GHz 8コア | 32/64GB |
Fire HD 10 Plus | 1920 x 1200 (224ppi) | 4GB | 2.0GHz 8コア | 32/64GB |
上記の通り、基本的に本体のサイズが大きくなるほどスペックも向上します。また、同じサイズの端末でも上位モデルになるとCPUのスペックが向上するのが特徴です。
Fire7では解像度が1024 x 600のためHD画質の動画は再生できません。8インチのものであれば、HD画質にも対応できます。10インチのものになれば、フルHDの動画も問題なく再生できるのです。
Fire HD 10 Plusの場合はFire7インチと比較してメモリが2倍になっているため、さまざまな操作がスムーズになります。
それぞれの用途に合ったスペックの端末を選ぶことが大切です。
1.3 機能の違い
AmazonFireタブレット5種が対応する機能の違いを紹介します。
モデル | Alexa対応 | Showモード対応 | ワイヤレス充電対応 |
Fire 7 | ◯ | ☓ | ☓ |
NEW Fire HD 8 | ◯ | ◯ | ☓ |
NEW Fire HD 8 Plus | ◯ | ◯ | ◯ |
Fire HD 10 | ◯ | ◯ | ☓ |
Fire HD 10 Plus | ◯ | ◯ | ◯ |
AmazonFireタブレット5種はいずれの端末でもAlexaには対応しています。Alexa機能により、端末に話しかけるだけでさまざまな操作が可能です。
7インチ以外の端末ではShowモードに対応しています。Showモードとは、全画面表示で天気や日付といった情報をスライドで表示できる機能です。ShowモードはAlexaと連携することで便利になります。たとえば、Alexaで天気を尋ねるとShowモードでは画面に自動的に天気が表示されるのです。スマートディスプレイとしてFireタブレットを活用できます。
8インチと10インチの上位モデルではワイヤレス充電が可能です。ワイヤレス充電の専用スタンドは別売しています。スタンドに端末をセットするだけでケーブルとの接続なしで充電できるため便利です。充電中はShowモードになり、Alexaで利用できます。
② AmazonFireタブレットの選び方
AmazonFireタブレットを選ぶ際のポイントを紹介します。
2.1 用途を考える
AmazonFireタブレットを選ぶ際には用途について考えることが大切です。人それぞれタブレット端末で何をしたいのか用途は異なります。読書をしたい人もいれば、動画を見たい人もいるでしょう。音楽を流したい人やAlexaで家電を操作したい人、ネットサーフィンをしたい人もいます。仕事で資料をチェックするためのサブディスプレイとしての機能を求める人もいるのです。
自分がAmazonFireタブレットを購入して具体的にどんな用途で利用するのか考えてみましょう。そうすれば、自分の用途に適した端末を選びやすくなります。
2.2 用途に十分なスペックがあるかチェックする
各用途によって必要になるスペックは異なります。たとえば、単に読書をするだけであれば、それほど高いスペックは必要ありません。一方、高画質の動画を見たい場合は、それなりのスペックが求められます。画面の解像度やCPU、メモリなどが高い性能でないと、高画質の動画を快適に見るのは難しいでしょう。
AmazonFireタブレットはそれぞれスペックに違いがあります。同じサイズの端末でも、上位モデルと下位モデルではスペックが異なるのです。用途に対して必要なスペックを満たしているか考えましょう。
2.3 予算を考慮する
AmazonFireタブレットを購入する際には予算について考慮することが大切です。1万円しか予算がない人もいれば、2万円以上の予算がある人もいます。予算内で購入できる端末の中から選ぶことが大切です。
また、AmazonFireタブレットは一括払いではなく5ヶ月払いにも対応しています。5ヶ月払いの場合に分割手数料はかかりません。そのため、一括で支払うだけの予算の余裕がない場合には、5ヶ月払いでの購入を検討してみましょう。
2.4 口コミ・評判を参考にする
AmazonFireタブレットを選ぶ際には実際に利用した人の口コミや評判を参考にすることをおすすめします。実際に利用してみないとわからない点はたくさんあるからです。購入してからスペックが不十分で後悔するケースは少なくありません。あらかじめ口コミや評判をチェックしておけば、自分の用途に十分なスペックを満たしているか、便利に活用できるのか調べられます。
ただし、ネット上の口コミや評判の中には主観的なものが多く、真偽の怪しいものも含まれるため注意しましょう。複数の口コミをチェックし、できるだけ客観的な情報を集めると良いです。また、口コミや評判はあくまでも参考意見として受け止めましょう。
③ 用途別おすすめのAmazonFireタブレット
用途別にAmazonFireタブレットのおすすめ端末を紹介します。
3.1 試しにタブレット端末を使ってみたい
タブレット端末に興味を持っていて試しに利用してみたいという方におすすめするのが「Fire 7」です。税込6,980円であり、1万円を切っているため、気軽に手を出せる価格設定となっています。「Fire 7」であれば、タブレット端末として基本的な機能は揃っており、読書や動画視聴、ネットサーフィンなどに使えます。試しに「Fire 7」を買ってみて、スペックやサイズに不満を抱いたならば、別の機種の購入を検討してみましょう。
3.2 読書やネットサーフィンしかしない
読書やネットサーフィンなど日常的な用途でタブレット端末を利用するならば、「NEW Fire HD 8」や「Fire HD 10」がおすすめです。これらの端末には上位モデルが存在するのですが、読書や調べ物などでしか利用しないならば、下位モデルのスペックでも快適に利用できます。気軽に持ち運びたいならば「NEW Fire HD 8」、自宅で大きな画面で利用したいならば「Fire HD 10」が良いでしょう。
3.3 高画質の動画を楽しみたい
タブレット端末で映画などを高画質の動画で楽しみたいならば、「NEW Fire HD 8 Plus」や「Fire HD 10 Plus」がおすすめです。高画質の動画を再生する際には、高いスペックが要求されます。AmazonFireタブレットの上位モデルはメモリが増えていて、高画質の動画も問題なく再生できるでしょう。特に「Fire HD 10 Plus」であれば、画面が大きく、メモリは4GB搭載されているため、フルHDの動画を途切れることなく楽しめます。
3.4 仕事で利用したい
仕事で利用したいと考えているならば、「NEW Fire HD 8 Plus」や「Fire HD 10 Plus」がおすすめです。AmazonFireタブレットではマイクロソフトオフィスを利用することができ、外付けのキーボードを用意すれば文字入力することも利用できます。ただし、オフィスソフトを利用するには高いスペックが要求されるため、AmazonFireタブレットの上位モデルを購入すると良いでしょう。AmazonFireタブレットにはカメラが搭載されているため、ウェブ会議にも利用できます。
ただし、AmazonFireタブレットは上位モデルでもスペックに限界があるため、あくまでも仕事では補助的に利用すると良いです。メインで利用するならば、パソコンの方が便利だからです。たとえば、パソコンで作成したファイルの確認や修正などちょっとした用途であればAmazonFireタブレットは便利でしょう。持ち運びやすいため、移動中の車内などでも気軽に利用できます。
④ まとめ
AmazonFireタブレットは全部で5種類の端末が出ています。それぞれサイズや価格帯、スペックが異なるため、用途に合わせて購入すると良いでしょう。本記事を参考にして最適な端末を選んでください。
コメント