はじめに
爪切りは毎日使うものではありませんが定期的に使うものです。
せっかくなら自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
一度買えば長く使うことになるので、使い心地の良さも重要。
何を重視するのかは個人差もありますが、ここではオススメの商品、爪切りの選び方などを紹介していきます。
■目的や爪の状態を考えて選ぼう!爪切りの選び方
どんな人にでも使いやすい爪切りは存在しません。
「爪切り」と言っても種類やタイプがあるので、目的や状態に合せて選ぶようにしましょう。
・爪切りにはいくつかのタイプがある
爪切りと言えばクルっと回して使うグリップ型が定番ですが、他にもニッパー型や電動型などもあります。
グリップ型は定番の爪切りなので種類も多く、クセがなくて扱いやすいのがメリット。
値段もピンキリで機能もそれぞれ違い、デザインが凝ったものもあります。
ニッパー型は硬い爪やクセのある爪でも切ることができるため、介護や医療の現場でも使われることが多い爪切り。
切れ味が良くて刃がむき出しになっているので使うときは注意も必要です。
電動型は自動で爪を切ってくれるため、じっとできない子供に使うときにもおすすめ。
切るというよりも「削る」ため時間がかかりますが、刃が直接触れることがないので怪我をする心配がなく安全性が高いですよ。
・刃の素材は1種類だけではない
ニッケルやメッキは安い爪切りによく使われている素材です。
価格がリーズナブルで手ごろな反面、長く使うと切れ味が悪くなりやすく、錆びやすいというデメリットも。
炭素鋼製は切れ味が良いですが、錆びやすいので管理が難しく素人向けではありません。
長く使い続けたいのであれば、ステンレス素材がおすすめ。
ステンレスの爪切りは値段が高めですが、切れ味が良くて錆びにくいという特徴がありますよ。
扱いやすいこともあって重宝される素材です。
・爪の状態も考慮する
ごく一般的な爪であれば、どんな爪切りでも使うことができます。
しかし爪トラブルがあるなら、ニッパー型を選ぶようにしましょう。
巻き爪、肥厚した爪などは普通の爪切りでは切れないことがあります。
分厚くなっていると一般的な爪切りでは刃の隙間に入りませんが、ニッパー型なら問題なし。
また、爪が割れやすい人、二枚爪の人は切れ味を重視しましょう。
切れ味が悪いと切るときに爪全体に力が加わり、余計にトラブルが起こりやすくなります。
健康な爪を育てるためにも、切れ味も重視するようにしてください。
・プラスアルファの面も頭に入れておく
ヤスリ付き、切った爪が入るポケット付き、滑り止め付きなど、どんな機能があるのかも把握しておきましょう。
ヤスリが一体となっているタイプのものもあれば、別々になっているものもあります。
外出先でも使いたいのであれば爪ポケットがあった方が便利。
また、製造元にこだわりがあるなら日本製、見た目も重視したいならデザイン性も考慮しましょう。
■迷ったらコレ!失敗しないおすすめの爪切り3選
どんな爪切りを探しているのかは人によっても違います。
様々な爪切りがあるので、その中からタイプの違う3つのおすすめ商品を紹介していきますね。
・貝印 関孫六 プレミアム 爪切り HC-1800 (TYPE101)
日本の老舗刃物ブランドが製造している爪切り。
ステンレスの刃を使っていて切れ味が良く、切った断面がキレイなのもメリットです。
グリップ部分は樹皮カバーがついているので握りやすさもあります。
切った爪がポケットに入る仕組みになっているので飛び散る心配もなく、小さいながらも側面にヤスリが付いています。
日本製なので安心感もありますし、高品質でコスパの良い定番の爪切りですよ。
・つめきり 男女兼用 スタイリッシュ 高級爪やすり付き
オール金属のデザイン性が高い爪切り。
高級感があるので部屋の隅に置いていても違和感がなく、スタイリッシュな印象。
個性的な見た目だけではなく、切れ味の良さや握りやすさも評価されています。
スパッと切れるので二枚爪に悩んでいる人にもおすすめ。
ヤスリは本体には付いておらず独立しているのも特徴です。
足の爪までしっかり磨きたい時でも使いやすいですよ。
・高齢者のための爪切り足指の爪専門のトリマーと足病医の足の爪のニッパー
足指専用のニッパー型の爪切り。
分厚くなった爪や硬い爪、巻き爪なども切ることができます。
大きく口が開きますし、硬くてもサクサク切れるので普通の爪切りでは切れなかった変形爪もお任せ。
先端が尖っているので爪の端も切りやすく、持ち手が長いので扱いやすいです。
グリップ部分は柔らかいゴム素材なので力を調整しやすいですよ。
自身の爪切りとしてだけではなく高齢者の介護用としても使われています。
■爪切りを正しく使おう!爪切りの使い方と豆知識
どれだけ良い爪切りを買っても、使い方が間違っているとトラブルの元。
せっかく新しい爪切りを購入するのであれば使い方も見直すようにしてください。
・理想的な爪の形はスクエアオフ
角を少し丸めたスクエアオフの形が理想的だと言われています。
まずは爪中央を切り、そこから線を合せるように整えていきましょう。
一気に切ると切り過ぎてしまうことがあるので、数回に分けて刃を入れていきます。
爪の長さは、指と同じくらいがベスト。
白い部分を少し残し、横から見たときに爪と指が同じ長さになるように切っていきましょう。
・爪切りをする頻度には個人差もある
手の爪は1ヵ月で3mmほど、足の爪はその半分ほどのスピードで伸びていきます。
ただし、伸びるスピードには個人差もあります。
手を握ったときに爪があたって気になるようであれば切り時です。
1週間から4週間に1回の頻度で切るようにしましょう。
爪が伸びると切るときにも負担が大きくなりますから、なるべく小まめに切るのがおすすめです。
・硬くて切りにくいときはお風呂上りに切る
爪が硬くて切りにくいのであれば一度ふやかしてから切るようにしましょう。
お風呂上りは爪の水分量も多いため、いつもより柔らかくなっているので切りやすいですよ。
水分が多いと柔軟性も多くなるので、爪への負担も少なくなります。
お風呂上りではなくても手をお湯につけてから切ってもOK。
5分程度お湯に入れ、指先がふやけてきたら切るようにしましょう。
・ヤスリを使うと引っかかりや二枚爪を防げる
爪を切った後にヤスリを使うのは、見た目を良くするという理由だけではありません。
ヤスリを使うと断面が平らになるので引っかかりが減ります。
キレイに整えることで二枚爪や爪の割れを防ぐことができるため、爪が弱い人こそヤスリを使うのがおすすめ。
面倒であっても、割れやすい人差し指や中指だけでもヤスリを掛けるようにしましょう。
・切れ味が悪くなっても復活させることができる
長く使っていると爪切りの切れ味が悪くなることがあります。
そんなときはアルミを使って切れ味を復活させましょう。
やり方も簡単で、アルミホイルやアルミ缶を爪切りで直接切れば良いだけです。
アルミホイルは薄いので丸めたり折り畳んだりしてから切るようにしてください。
切ったときに摩擦熱が発生するので、切るだけでヤスリをかけたような状態になりますよ。
■まとめ
爪切りにはいくつかのタイプがありますし、沢山の商品があります。
切れ味、使いやすさ、ヤスリが付いているかどうか、どんな爪を切りたいのかを考えて選ぶようにしましょう。
ここで紹介した3つの爪切りは、いずれも切れ味に定評があり、口コミ評価も高いです。
品質もコスパも良いので、ちょっと良い爪切りが欲しい人におすすめですよ。
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